心体バランスは「心が4割で体が6割」を心がけているので、私は病むことがほぼありません(あっても長引かない)。「健全な精神は健全な肉体に宿る」って言葉、あれは本当にぐうの音も出ない正論なのです。
いつも心はひらひらしている
昔、あまりにも自分の様子がおかしくて、しばらく心療内科に通った時期がありました。お医者さんのアドバイスは徹底して以下の3点。
- よく寝て(お薬出すから)
- よく食べ(好き嫌いしてもいい)
- よく遊べ(気ままに、興味の赴くまま)
診断結果は自律神経失調症だったので、それ以外の人には参考にならないかもしれませんが、基本的にこの3点ができている人間は病む可能性が低いのだと思います。
お医者さんに言われて印象的だったのは、「あなたは身体的に鈍感」というショッキングな言葉。
疲労感や空腹感、暑さ・寒さ、痛みなど身体的なSOSを無視する癖がついていて、しまいに鈍感になっていたようです。
いや、でも私どっちかというと繊細だし鬱っぽいし、意味もなく涙が出るんです…と言ったら、「繊細でも元気いっぱいの人はいますよ!あなたの場合はまず健康状態!」と断言されました。
結局、点滴を打たれて、眠剤とビタミン剤をいただいて帰路につきました。もっとカウンセリングとか箱庭療法とか前世療法とかしてほしかったなあ……なんて変なことを思いつつ。
いつも体は答えてくれる
お医者さんのアドバイスを実践したところ、悔しいくらいあっけなく回復しました。要するに限界まで疲れてただけだったんですね。
回復期に実感したのは、人間って体が先で、心はひらひらしているのだなあということです。
朝起きたら必ずカーテンを開いて換気すると、否応なしに日光が体内時計を整えてくれて、新鮮な酸素が脳を行き渡ります。
すると自然に全身で伸びをしたくなって、伸びをするとリンパの流れが刺激されて老廃物が排出されます。そのまま近所をウォーキングすればミトコンドリアも増えます。
体調がよくなると、動悸や冷や汗はなくなり、めまいも減りました。
心にも変化が出てきて、あきらかに思考回路が建設的に回るようになったし、決断力が高まりました。不毛な人間関係もバシバシ断ち切ったし。
もうね、心に支配されるのはやめようと思いました。言い換えると「健康管理」というありきたりな言葉になってしまうんですけどね。
心は大切だけど、心はひらひらしてるから、自分の体でしっかりコントロールしなきゃ、なのです。きっと。
オマケ:回復期の味覚の変化
そういえば回復期に一番面白かったのが味覚の変化で、特にお肉!
当時の好物はハンバーガー、ミートソース、オムレツ、そぼろご飯、麻婆豆腐など、なぜか異常にひき肉が好きだったんですね。
それが次第に焼肉、ビーフシチュー、ソテーという「かたまり肉」にシフトしました。あの味覚の変化はいったい何だったんだろう……。
※今は肉より魚派ですが、多分これは年のせい。
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