数年ぶりに再開したTwitter。絡むのはフリーランスの方がほとんどです。
「初心者です!」「ウェブライターになりたくて」みたいな方も多いのですが、正直ちょっと首をひねることが多くて。
どうして経験を生かさないの?
「初心者は安い文字単価でも仕方がない」「まずタスク案件から」「が、頑張ります!」そんな前向きな姿勢は素晴らしいです。
ただ、みなさんのプロフィールを拝見すると……
元経理事務・元医療関係・元保育士・元美容師・元旅行代理店・元アパレルといった立派な社会経験があるじゃないですか。
前職を伏せていないのなら、どうして関連した案件を「仕事のとっかかり」にしないのだろうと私は思うのです。
前職がトラウマなので書きたくない、仮想通貨の記事を書くために会社を辞めた、とかなら別ですが、全然興味のない案件に応募するよりいいと思うんだけどなあ。
まずはプロフィールに「元〇〇です。お仕事の依頼はDMで」と明記するだけ反応は変わるはず。
少なくとも「ウェブライターになりたい元〇〇の人」とは受ける印象が違います。
クライアントさんの多くは、ファクトチェックやリサーチのプロですが、各業界の現場を直接知っているわけではありません。
記事を書く作業が未経験でも、実務経験や業界経験がある人は強いのです。
すごい資格や経験じゃなくていい
別にものすごい資格や経験じゃなくても。
例えば100均の記事って多いですが、タイトルに【元100均店員がおすすめ!】と付いてたら私は読みますね。
あと【元書店勤務の僕が選ぶ】【元百貨店勤務の桜子が厳選!】とか。桜子って誰。
資格も経験もふわっとしてる場合
「なんか人生がふわっとしてるよね」
友人が私を称して放った言葉です。
これといった資格が無い、熱中したものが無い、職業に一貫性がない。そんな私の仲間たちは、ふわっとした人生経験を 切り売り 生かすのも有りです。
私の場合はシングルマザー、再婚、ブラック企業、拒食、失業といったマイナス経験を生かして匿名コラムをずいぶん書かせてもらいました。
……辛気臭いな……まあもう少しライトな感じの闇で!
そうそう、過去の貧乏経験を生かした節約レシピは好評でした。若いディレクターさんに同情されたのを覚えてます。
とにかく、スタートで専門の「何か」を持ってなくても、だんだん得意なジャンルが見つかるので、そこを勉強をしていけばいい。
実務は見切り発車で
最後に実務について。
見切り発車で何とかなります。
まず、ワード・グーグルドキュメント・チャットワークあたりが鉄板ですが、使い方はネットで調べればわかるので安心してください。
※これは発注元に教わることでなく自力で覚える作業※
「できるようになってから」という気持ちはわかりますが、そのうち Wordpress・Dropbox・Slack・Zoom などなど、クライアントさんが変わる度に共有ソフトも変わるので、石橋を叩いていたらキリがないです。
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