先日税務署から封書が届き、脊髄反射で「ヒィ!」となりました。いや、別に悪いことはしてないんですけどね。ドキドキで開封したら「記帳指導のアンケート」でしたよびっくりした。
記帳指導とは
「記帳指導」は、帳簿のつけ方や確定申告のやり方を無料(基本的に、詳細は後述)で教えてくれる税務署のシステムです。
今回私に届いたのは「初めて青色申告をする個人事業主が対象」。ただし義務じゃないので、まずは「参加しますか?」というアンケートが届きます。
封書が届いたのが5月で、参加希望のアンケートを返送すると8月頃にスケジュールが決定するみたい。指導回数は4~5回が一般的です。
指導パターンは4タイプ
アンケートの内容は、下記の4パターンに希望する順番で番号をつけるというものでした。後日抽選結果が知らされるそうです。
- 民間の指導機関による会計ソフトを用いた講義形式
- 民間の指導機関による口頭での講義形式
- 青色申告会による指導
- 商工会議所・商工会による指導
私は第一希望を「1.会計ソフト」にしました。会計ソフトの入力で「ありがちなミス」を知りたいので。
第二希望は「4.商工会議所・商工会」です。これは単純に商工会議所が近所だから。
第三希望は「3.青色申告会」にしました。だって最終目的が青色申告だし。
第四希望は消去法で「2.口頭での講義形式」です。
青色申告会と商工会議所・商工会は有料?
ちなみに気になったのが青色申告会や商工会議所・商工会を希望した際の『会費や指導料が必要となる場合があります』の文言です。
早速管轄の税務署に問い合わせてみました。※ここからは地域によりますのでご注意を!
私の地域の場合ですが、「青色申告会や商工会議所・商工会の希望者が多くて、定員枠が一杯になったら有料になるかもしれませんよ」という意味だそう。
つまり、税務署主催ではなく、それぞれの組織が主催する記帳指導を受けることになるようです。
ただ、「有料になる可能性があれば、必ず事前に連絡するのでご安心を!」とのこと。そもそも定員枠が一杯になること自体が珍しいようなニュアンスでした。
有料になる場合は早めに連絡が来るので辞退して(しなくてもいいけど)、「民間の指導機関を希望」を優先してもらえばいいわけですね。
期待は最小限に
ここまで長文を書いておいて何ですが、記帳指導に過度な期待はしない方がいいらしいです。
特に民間の指導機関による講義は基本中の基本なので、人によっては「とっくに知ってる」「もの足りない」かもしれません。
もし青色申告会や商工会議所が当たれば、個人的な仕訳の質問なんかもできると思うのでラッキーですが、定員枠に入るかが重要となります。
モチベーション維持には期待できそう
それでも結局申し込んだのは、モチベーション維持には十分期待できそうだったから。
やる気の波が激しい自分にとって、他の個人事業主に囲まれるのはいい刺激になるに違いない! と、勝手に妄想して期待してます。楽しみだなあ。
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