ランサーズ「連絡催促申請」経験談

2022/04/15

仕事



私は「しらとはる」というペンネームでランサーズに登録しているのですが、先日初めて「連絡催促申請」を経験したので記録しておきます。結果的には「メデタシ メデタシ」だったのですが、いろいろ思うことがありました……。誰かの参考になれば幸いです。

ランサーズの「連絡催促申請」とは

クラウドソーシングサービスのランサーズでは、プロジェクト開始後に7日以上相手と連絡が取れない場合のみ、連絡催促申請ができます。

申請ボタンを押せば、ランサーズの運営が「ちゃんと連絡してあげてね」と相手に催促してくれるわけです。

その日から、さらに7日間連絡がないとプロジェクトが自動的にキャンセルとなり、完了報告済みの場合は支払いが確定されます。

連絡催促申請した経緯

では、連絡催促申請に至るまでの経緯を振り返ってみます。

今になって思えば、最初からスリルというか怪しげな予感はありました。

応募して面談して放置される

とある法人クライアントが募集していた案件に応募した私。連絡が来たのでリモート面談を経て、依頼内容の詳細や見積金額を打ち合わせました。

相手は半官半民の第3セクターだったので、安心してプロジェクトの立ち上げを待っていたところ、そのまま約1カ月放置……。

ちなみに募集をかけていた案件自体も放置されていて、結局自動キャンセルになってました。

※自動キャンセルとは、クライアントが選定期限を過ぎても当選者を決めず、なおかつキャンセル処理もしなかったということ

そのクライアントの評価は、決して良いものではありませんでした。そして、過去にも自動キャンセルの履歴があります。

自動キャンセルになるとランサーズが悪い評価をつけるので、普通は避けるはずなんですけどね。

謎のメッセージ

「〇〇の件、ご依頼できますか?」

ある日謎のメッセージが送られてきました。

あ、あのクライアントさんだ。この人は唐突に何を言っているのかしら。素直に「?」と1文字だけ返信してみました。

「メッセージが送信されていなかったようです!」

ああそうですか、ついでに新規のプロジェクトを立ち上げるのも忘れていたようです。再度メッセージ欄で打ち合わせ、今度こそプロジェクトを立ち上げてもらうことに。

大量の業務と厳しい納期、そして破格の報酬でした。

謎の要求

謎の多いクライアントさんでした。

普通なら1週間はかかる業務を3日で仕上げろと仰るので急いで納品したのに、確認作業がのんびり翌週だったり。急いでるのかいないのか。

また、破格の報酬は嬉しいのですが、その都度いちいち催促しないと仮払いをしないのです。それでいて予算について一切言及してくれないので、こちらが見積もるしかない。金払いがいいのか悪いのか。

プロジェクト終了

何度も追加依頼をいただいて、何とかプロジェクトは終了。最後に残っていたのは、完了報告済みの2件の依頼です。

予想通りというか相変わらずというか、やはり支払いは確定しませんでした。

この時点で私の頭には、すでに「連絡催促申請」の文字が輝いています。なんかね、もうこのクライアントさんとのやり取りに疲れたんですよね。だからこんなメッセージを送りました。

『依頼Aと依頼Bのお支払い確定をお待ちしております。〇月〇日までにご対応いただけないようでしたら、■日までにご一報よろしくお願いいたします。』

メッセージ送信日から7日間(■日)じっと待ち、連絡催促申請ボタンを押しました。

結果、その翌々日に支払い確定。お疲れさま、自分。

「支払い督促申請」ではない

ランサーズには「クラウドソーシング相談室」というコミュニティがあり、今回連絡催促申請についてリサーチして思ったことがあります。

なんだか連絡催促申請を「支払い督促申請」と誤解している人がけっこう多いみたいで、他人事ながら心配です。

ランサーズは何に関しても「基本的に当事者同士で話し合ってください」というスタンスですから、システムを理解していないと痛い目にあったりします。

仮払い前の納品は対象外

ランサーズは仮払い前に業務をしないのがルールです。

仮払い金を確認→業務開始→納品→検収→完了報告→支払い確定という流れなので、連絡催促申請をして支払われるのは、あくまでも「ランサーズがすでに受け取っている仮払い金」です。

つまり、仮払い前に納品しちゃった! というケースでは、納品しちゃった方がルール違反。ランサーズに連絡催促申請をしても「お金については当事者同士で話し合ってください」となるでしょう。

取引前の納品も対象外

以前仕事をしたクライアントから、新たなプロジェクトの打診メッセージが来た。あるいは、自分のプロフィールを見たクライアントからスカウトのメッセージが来た。

そして、メッセージ欄で納品しちゃった……。

これはランサーズ上の契約自体が成り立っていないので、仮払金どころか、そもそも連絡催促申請ボタンが存在しません。

相手がランサーズを退会してしまうと、悲しいかな泣き寝入りすることになります。

初めての連絡催促申請で思ったこと

10年以上ランサーズを利用していますが、相手の評価欄はやっぱり参考になるのかもしれません(ある程度は)。

あと、仮払い金というシステムは心強いですね! クラウドソーシングサービスを経由しない仕事も多いので、請求書を買い取ってくれるファクタリングというサービスを今密かに検討中です。

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