ライティングの仕事は、クライアントによって納品方法が違います。記事を納品する方法と注意点について整理してみました。あくまでも私の場合ですが、参考になれば幸いです。
代表的な納品方法
代表的な納品方法を3つ紹介します。クラウドソーシングサイトでお仕事をする場合は、テキストファイルかグーグルドキュメントでだいたい間に合うと思います。最後の直接入稿は少し大変ですが、ネットで調べれば何とかなります。
1.テキストファイルの添付
一番多いのが、ワードやメモ帳で書いたテキストファイルを納品するパターン。
ファイルが多ければデータが重いということなので、1つのフォルダにzipで圧縮してまとめましょう。メッセージやメールに添付して送ります。
郵送やFAXには「何々の書類を何枚送ります」といった「添え状」が必要ですが、ウェブライティングの納品には不要です。その代わり、メールやメッセージの本文に「何々の記事を添付しました」と記載しておきます。
2.グーグルドキュメント
次に多いのが、グーグルドキュメントで共同編集するパターン。
グーグルドキュメントはワードのようなクラウドのウェブツールで、同一の原稿を見たり編集したりできるリンクを共有して使います。複数人で作業することも可能ですよ。
私「書いた!共有リンクから確認して」クライアント「確認した!コメントのところ直しといて」
私「直したよ~これでいいい?」
3.直接入稿
指定されたブログサービス・ワードプレス・ECサイト・オークションサイトなどに直接入稿するパターン。
事前に「これ使ってね!」とIDやPWを教えてもらい、ライターは基本的に下書き保存までを担当、公開はクライアントがします。
ブログサービスはそれぞれ操作方法を覚えないといけません。「誰もが気軽にできてこそブログ」なので、ネットで検索すれば何とかなります。
ワードプレスの場合はちょっと大変。一度も触ったことがない人はクライアントさんにマニュアルの有無を確認しましょう。テキストを入力して下書き保存をするだけならぜひチャレンジを!画像の選択と挿入、文字の装飾などを含んだ依頼は慣れるまで時間がかかります。
ECサイトやオークションサイトの商品説明文を書く仕事も直接入稿が多いです。たまたまプライベートで使ったことがあればラッキー。初めて使うサイトは操作方法をネットリサーチしておくと安心です。
余談
著作権譲渡をしていても、たとえ一度限りの仕事でも、納品した記事は必ず保存することをおすすめします。特に何かを深く調べた記録は使われなかった部分も含めて。
私のPCには「○年の倉庫」というファイルが毎年増えます。倉庫には、以下のような謎のテキストが大量に詰め込まれています。
- クリスマスの由来と豊臣秀吉
- ホホバオイルとアルガンオイル
- 出口王仁三郎と新興宗教
- iDeCo
- デニム・アタリ・ハチノス・ヒゲ
頭がおかしい人の脳内ファイルみたいですが、いつか関連するテーマを書く際に役立つのです。